猛暑続く、また38度超 観測史上最高も

 日本列島は17日も広い範囲が太平洋高気圧に覆われ、各地で「猛暑日」を記録。三重県の桑名と東京都の練馬で38.2度、岐阜県の多治見で38.1度など、関東や東海を中心にうだるような暑さが続いた。  気象庁によると、宮城県の丸森で36.2度、神奈川県藤沢市の辻堂で36.7度と、観測史上最高の暑さも記録した。  同庁は、西日本(近畿~九州)は向こう1週間、猛暑日が続く可能性があるとして「西日本の高温に関する気象情報」を発表、熱中症などへの注意を呼び掛けている。  ほかに気温の高かった主な地点は、群馬県の館林37.8度、浜松市の佐久間37.7度、甲府37.4度など。東京都心(大手町)も午後1時ごろ、今年最高となる37.2度を観測し、3日連続の猛暑日となった。  17日未明から朝にかけての最低気温は、東京都心28.9度、大阪と神戸27.6度、福岡27.5度、名古屋26.5度など、25度以上の「熱帯夜」となった。