大阪で「猛暑日」連続13日 9月も熱中症に注意

 日本列島は28日、広い範囲で太平洋高気圧に覆われ、厳しい暑さに見舞われた。大阪では最高気温が36.9度を記録。35度を超える「猛暑日」が連続13日となり、統計を開始した1961年以降、大阪では最も長い記録となった。  気象庁によると、連続猛暑日は、94年7月に大分県の日田で観測された22日間が最長。太平洋高気圧の勢力が強い影響で、厳しい暑さは9月10日ごろまで続く恐れがあり、熱中症に注意するよう呼び掛けている。  気温の高かった主な地点は、島根県の益田37.8度や福岡県の前原と京都府の舞鶴37.6度、鳥取県の青谷37.4度など、35度以上となった観測点は全国で133地点に上った。  一方で、山沿いの不安定な大気により福島、栃木、群馬の県境付近では激しい雨が降った。