九州、四国で大雨続く 梅雨前線は依然活発

 本州の南岸に停滞する梅雨前線の影響で、20日も九州や四国を中心に大雨となった。前線の活動は依然活発で、21日朝にかけて九州から近畿の広い範囲で非常に激しい雨が降る見通し。気象庁は引き続き土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けた。
  20日、愛媛県宇和島市では1時間に74.5ミリと観測史上最多雨量を記録。高知県四万十市では同54.5ミリと6月の観測史上最多を更新した。長崎県雲仙市で71ミリ、熊本市で61ミリの非常に激しい雨が降り、九州では10日からの雨量が1千ミリを超えた地域もある。