九州、四国で大雨の恐れ 台風5号、暴風域伴い北上

 大型の台風5号は25日、沖縄や奄美を風速15メートル以上の強風域に巻き込み、東シナ海を北上した。今後、朝鮮半島方向に進むとみられるが、沖縄と奄美、九州、四国で激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒を呼び掛けた。
 25日朝、那覇市では最大瞬間風速33.6メートルを観測。宮崎県美郷町では午後5時半までの1時間に、69.5ミリの激しい雨が降った。
 26日午前0時現在、台風の中心気圧は980ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心の東側150キロ以内と西側70キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。