沖縄、最も早い梅雨明け 51年の統計開始以降

 沖縄気象台は9日、沖縄地方が同日、全国で最初に梅雨明けしたとみられると発表した。平年より14日、昨年より10日早く、1951年の統計開始以降、最も早い梅雨明けとなった。
 沖縄地方の今年の入梅は平年より9日早い4月30日で、梅雨は40日間だった。気象台によると、この間の降水量は与那国島で平年の2倍超の534.5ミリとなるなど、南大東島を除く全域で平年を上回った。
 沖縄地方には5月末に台風2号が接近し、風雨で農作物に大きな被害が出るなどしたが、那覇は6月4日から晴れか曇りが続いていた。今後は高気圧に覆われ、晴れが続く見込み。