九州南部、梅雨明け 2番目の早さ

 鹿児島地方気象台は28日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。1951年の統計開始以降、55年に記録した「6月24日ごろ」に次いで2番目に早い梅雨明け。平年よりも16日、昨年より22日早い。
 今年、九州南部の入梅は平年より8日早い5月23日だった。同気象台によると、28日の九州南部は高気圧に覆われ、おおむね晴れ。今後1週間は湿った気流の影響でにわか雨が降る場所もあるが、晴れる日が多くなる見込みという。
 梅雨期間中の降水量は、宮崎県の延岡で904ミリ、鹿児島県の阿久根で1124ミリに達し、平年同期を大幅に上回った。