九州で記録的大雨 西日本、引き続き警戒を

 活発な梅雨前線の影響で16日、九州は南部を中心に大雨となった。低気圧の東進に伴い17日朝にかけて、大雨の範囲は近畿や四国に広がる見通しで、気象庁は引き続き警戒を呼び掛けた。
 宮崎県えびの市で24時間雨量が342.0ミリなど九州で同雨量が300ミリを超えた所があり、宮崎県小林市では278.5ミリ、鹿児島県阿久根市は272.5ミリ、同県出水市は271.5ミリと、6月としては観測史上最多記録となった。宮崎県都城市は、霧島連山・新燃岳の火山灰による土石流に備え、市内約1150世帯を対象に避難勧告。約11時間後の午後8時に解除した。