北陸地方が梅雨入り 平年より4日遅く

 気象庁は16日、北陸地方(新潟、富山、石川、福井県)が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より4日、昨年より3日それぞれ遅い。これにより東北と、9日に梅雨明けした沖縄以外の全域が長雨の季節に入った。
 同庁によると、16日の北陸は低気圧や前線の影響で、ほぼ全域で曇りや雨となっている。向こう1週間も一時的に晴れ間の出る日もあるが、ぐずつく日が多い見通し。梅雨明けは平年だと7月24日。
 今年の梅雨はこれまで、九州北部を除き平年より8~12日早く、関東甲信と近畿は統計開始後2番目の早さなど記録的なスピード入梅だった。