九州、四国で大雨続く恐れ 東北も、台風5号は黄海に

 大型の台風5号の影響で、九州や四国地方では26日、局地的に激しい雨が降った。気象庁は今後も不安定な状態が続くとして土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼び掛けた。
 一方、梅雨前線が27日にかけて北上し、東北地方でも1時間に20ミリの強い雨が断続的に降る見込み。
 気象庁によると、台風5号は朝鮮半島西側の黄海を北上。中国大陸に上陸するとみられるが、次第に勢力を弱め、温帯低気圧に変わる見通し。台風に向かって南から湿った空気が流れ込むため、27日にかけて九州と四国で1時間に40~60ミリの激しい雨が降る恐れがある。