群馬36度超、初の猛暑日 夏至の列島、記録的高温

 1年で最も昼間の時間が長い夏至の22日、日本列島は太平洋高気圧に覆われて東日本中心に梅雨の晴れ間が広がった。群馬県館林市で6月観測史上最高タイの気温36.5度など、群馬、栃木、埼玉、山梨、静岡5県の計13地点で今年初めて35度以上の「猛暑日」となった。
 気象庁によると、猛暑日初日は、記録的な暑さだった昨年と比べても4日早い。昨年は6月26日に15地点で初の猛暑日を記録した。
 22日に猛暑日となった主な地点は、群馬県伊勢崎市36.2度(6月史上最高)、前橋市36.1度、埼玉県熊谷市35.5度、静岡市35.3度、山梨県甲州市35.2度、栃木県佐野市35.1度など。

<奄美地方で梅雨明け>
 気象庁は22日、奄美地方で梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べ7日早く、昨年より23日早い。
 同庁によると、奄美地方に影響をもたらした梅雨前線は活動が弱まる一方、23日以降新たな前線が大陸から日本海側に停滞すると予想される。