新燃岳の噴火続く 火口周囲にうっすらと雪

 霧島連山・新燃岳は12日も噴火活動が続いた。鹿児島地方気象台によると爆発的噴火はなかったが、午後0時50分には白色の噴煙が火口から100メートル上がっているのが確認された。  宮崎地方気象台によると、火口東側に位置する宮崎県都城市では午前中断続的に雪が降り、午後2時前に最大風速6.7メートルの風が吹いた。  上空から見た新燃岳は火口の周囲にうっすらと雪をかぶり、町では舞い上がる灰にマスクを着けて歩く住民が目立った。