立夏、寒暖の差くっきり 日本海側は6月下旬並みも

 6日、暦の上で夏が始まる二十四節気の「立夏」を迎えた日本列島。京都府舞鶴市で最高気温25.6度など日本海側を中心に夏日となる所が相次ぎ、6月下旬並みの陽気の地点も。一方、岩手県大船渡市は平年より6.0度低い11.3度で4月上旬並みなど、太平洋側は平年を下回った所が多かった。
 気象庁によると、日本海側は晴れた上に山越えの暖かい風が吹き下ろす「フェーン現象」も加わった。一方、東北の太平洋側から関東にかけては北東の風が入って厚い雲が広がり、九州南部は梅雨前線の影響で雨が降った。
 6日の最高気温は、島根県出雲市で25.3度、石川県白山市24.2度と6月下旬並み。