東・西日本で局地的大雨 12日にかけ警戒を

 前線を伴う低気圧の影響で10日、東日本と西日本の日本海側を中心に大気の状態が不安定になり、局地的な大雨となった。気象庁は、12日にかけ雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。
 島根県隠岐の島町で1時間に32.5ミリ、新潟県糸魚川市で31.5ミリ、富山県氷見市で28.5ミリ、山形県小国町は26.5ミリなど、5月として観測史上最多雨量となった地点があった。
 同庁によると、前線が中国大陸から東北にかけて延び、前線上の低気圧が東北を通過。暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に1時間40~50ミリの非常に激しい雷雨となる見込み。