週末の天気、広い範囲で大荒れ 台風2号、沖縄接近へ

 梅雨前線と非常に強い台風2号の北上に伴い、沖縄・奄美から東北の広い範囲で30日にかけて大荒れの天気となる恐れがあるとして、気象庁は27日、警戒を呼び掛けた。
  霧島連山・新燃岳周辺は1月の噴火以降、最も多い雨となる見込みで、泥流や土石流への警戒が必要。東日本大震災の被災地の東北も、河川の氾濫や浸水などに注意が必要としている。
 台風は27日午後9時現在、石垣島の南海上を時速20キロで北に進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径130キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。