台風9号、九州北部に接近の恐れ 東シナ海を北上

 台風9号は5日、東シナ海上を北へ進んだ。6日夜から7日にかけて、風速25メートル以上の暴風域を伴い、発達しながら九州北部に接近する恐れがあり、気象庁は暴風や高波、土砂災害などに警戒を呼び掛けた。  台風は午後9時現在、東シナ海にあり、1時間に約20キロの速さで北へ進んだ。中心気圧は994ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。  6日午後6時までに予想される雨量は多い所で、九州北部と九州南部が200ミリ。九州北部では6日夜遅くから波の高さが6メートルの大しけになるところがある。