台風10号 台湾の南で発生

 気象庁の観測によると、9日午前9時、台湾の南の南シナ海北部で、熱帯低気圧が台風10号に変わった。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側110キロ以内で風速15メートル以上の強い風が吹いている。  台風は、1時間に15キロの速さで北へ進んでおり、11日の朝までに中国の沿岸付近で熱帯低気圧に変わる見込みで、気象庁は、付近を通る船舶に注意を呼び掛けている。