宮古島が強風域に 台風11号、高波警戒

 強い台風11号は17日、沖縄県・宮古島の南東の海上を北北西に進み、夜には、同島が風速15メートル以上の強風域に入った。18日昼には、同島を含む先島諸島が同25メートル以上の暴風域に入る見込みで、気象庁は高波などに警戒を呼び掛けた。  11号は17日午後9時、宮古島の南東約310キロの海上をゆっくりと北北西に進んだ。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径310キロ以内が強風域となった。  先島諸島では17~18日にかけ、最大風速が13~40メートルになる見込み。また沖縄本島や宮古島では波の高さが4メートルのしけになっており、今後も場所によっては最大10メートルの大しけになるという。