東京の真夏日、過去最多に 71日、04年の記録更新

 気象庁によると、東京都心(大手町)は22日午前9時17分、気温30.0度に達した。今年の都心の真夏日日数はこれで71日となり、1876(明治9)年の観測開始以降、最多記録を更新した。これまでの最多は2004年の70日。  東京都心の9月22日の最高気温平年値は25.4度。  東日本から西日本にかけて太平洋高気圧に覆われ気温が上昇、各地で厳しい残暑。午前11時までに大分で35.3度の「猛暑日」となったほか、高知県黒潮町の佐賀や静岡県の川根本町で34.1度、千葉県の鴨川は33.8度などを記録した。   同庁によると、23日は日本海から東北に延びる秋雨前線が南下する影響で、天気は沖縄・奄美を除き全国的にぐずつく見込み。気温も下がり、厳しい残暑は一段落するという。