今年最多213カ所で猛暑日記録 岐阜39度、京都38度超

 9月最初の週末となった4日、岐阜県内で39度を超すなど列島各地で記録的猛暑が続いた。全国の観測点約930カ所のうち今年最多の213カ所で35度以上の猛暑日を記録。気象庁は9月の中ごろまで残暑が続くとしており、秋の到来はまだ遠そうだ。  全国で最高気温を観測したのは岐阜県の八幡の39.1度で、9月の全国の最高気温として観測史上4位となった。  愛知県の東海で38.8度、岐阜県の多治見と京都府の京田辺の38.5度と続き、京都でも38.1度を記録。いずれもそれぞれの地点の9月の最高気温を更新した。  島根県の津和野で記録した37.4度、長野県の木曽福島の35.4度も、それぞれの地点で過去最高気温。  全国の9月の過去最高気温は、2000年に埼玉県の熊谷で観測された39.7度。 <9月なのに・・・名古屋で38度  今夏タイ記録>  東海地方は4日、朝から晴れ間が広がり、強い日差しが照りつけて午前中からぐんぐん気温が上昇した。各地で最高気温35度以上の猛暑日となり、名古屋では午後1時までの最高気温38.0度を記録。7月22日と並び今夏一番の暑さとなった。3日に更新したばかりの9月の最高気温も更新した。  愛知、岐阜、三重3県で9月の最高気温を更新した観測地点は、20地点近くに上った。