残暑、さらに2週間続く見込み 気象庁が高温情報

 気象庁は10日、東日本(関東甲信、東海、北陸)から西日本(近畿、中国、四国、九州)で、12日ごろまで厳しい暑さとなり、気温が高い状態は今後2週間程度続く見込みとして全般気象情報を出し、農作物の管理などに注意を呼び掛けた。  同庁によると、東・西日本は9月も平均気温が4度前後高い。各地で35度以上の猛暑となった9月上旬に比べ、13日ごろからの気温は下回るものの、平年より2度前後は高いとしている。  9月1~9日の平均気温(速報値)は、東京が29.3度で平年より3.7度も高い。新潟は27.6度(平年比プラス3.6度)、名古屋29.8度(同4.3度)、大阪30.2度(同3.6度)、広島29.5度(同3.6度)、高松30.2度(同4.7度)、福岡28.9度(同3.2度)。  10日も西日本を中心に気温が上昇、京都府の京田辺で35.5度、高知県四万十市の江川崎と三重県松阪市の粥見で35.2度を観測。大分県宇佐市の院内は35.1度で9月の最高気温を更新した。