西日本から東北で黄砂 21日は少ない予想

  気象庁は20日、西日本から北陸、東北にかけての幅広い範囲で黄砂を観測したと発表した。予測では、21日は黄砂の飛来はあまりない見通し。
  気象庁によると、20日午前には長崎、名古屋など西日本各地のほか、金沢や仙台、盛岡でも観測。午後には長野、甲府など関東甲信越地方でも確認された。
  東日本では、見通しがきく距離「視程」はおおむね10キロ以上保たれていたが、津市や名古屋市では10キロ未満になった場所もあった。松江市では5キロ未満と視界が悪くなった。
  気象庁は、視界が悪くなれば交通に影響を及ぼす可能性があるとして注意を呼び掛けていた。