大震災の余震1万回に迫る 誘発地震も続く

 東日本大震災の余震は減少傾向だが、本震から2年がたった今も続いている。気象庁のまとめでは、震度1以上(有感)の余震回数は9572回(8日現在)に達した。
  昨年12月にマグニチュード(M)7超の津波を伴う余震があったほか、余震域外でも大震災に誘発された可能性がある地震活動が続いている。
  余震の震度別は、震度4が226回、5弱が44回、5強が12回、6弱と6強がそれぞれ2回。月別では、本震があった2011年3月は2941回で、同5月以降は月に数百回から百数十回で推移。今年1月は93回、2月は92回と初めて100回を下回った。