低気圧で北海道、東北が暴風雪 気象庁が警戒呼び掛け

  北海道付近で発達中の低気圧の影響で北海道や東北では2日、暴風雪が続き、空の便が欠航するなど交通網が乱れた。気象庁は3日にかけて荒れた天気が続くとして警戒を呼び掛けている。
  2日に観測された最大瞬間風速は午後6時現在、青森県八戸市で34・4メートル、北海道稚内市で34・1メートルなど。
  暴風や吹雪で午後6時現在、日航は札幌や羽田、青森などを発着する37便、全日空グループは札幌や大阪、福岡などを発着する74便の欠航を決めた。影響は2社で約8400人とみられる。
  気象庁によると、低気圧は東北東に進み、3日にかけて強い冬型の気圧配置が続く。