師走の嵐、台風並み 北日本7日も暴風雪に

  日本海で急速に発達した低気圧の影響で6日、日本海側を中心に台風並みの暴風が吹き大荒れとなった。各地で転倒などによるけが人や交通機関の乱れが相次いだ。気象庁によると、今後は冬型の気圧配置が強まり寒気も南下するため、北日本(北海道、東北)は7日も暴風雪に警戒が必要。
  6日に観測された最大瞬間風速は、山形県酒田市の飛島41・3m、北海道・奥尻島37・8m、新潟県佐渡市36・2m、金沢市31・4m、秋田市30・4mなど。
  北海道や新潟県では強風で転倒したり、飛んできたものに当たったりしてけがをする人が相次いだ。北海道函館市では飲食店の屋根が飛ばされる被害。