大雪は峠越すも警戒を、気象庁 積雪が平年8倍超も

  強い冬型の気圧配置で日本列島は11日、日本海側を中心に引き続き大雪となった。気象庁は、大雪のピークは過ぎたとみているが、日本海側は12日にかけて断続的に雪が降り、大雪になる所があるとして注意するよう呼び掛けた。
  11日午前9時現在の積雪は、新潟県魚沼市の入広瀬で180センチと平年の8・6倍。前日からの24時間で新たに約70センチ積もった。福島県只見町でも135センチ(平年の7・5倍)、北海道下川町131センチ(同4・4倍)を記録した。
  東海道新幹線は、岐阜羽島―米原の大雪で速度を落として運転しており、最大14分遅れ約1万3千人に影響が出た。