東海地方も入梅、平年並み 雨の季節、東日本に

  気象庁は8日午後、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より17日遅いが、平年並みの時期。8日午前、近畿から九州北部が平年より1~3日遅く梅雨入りしており、長雨の季節に入ったエリアは東日本に広がった。
  同庁によると、東海地方は向こう1週間、気圧の谷や湿った気流の影響で雲が広がりやすく、雨の降る日がある見込み。平年の東海の梅雨明けは7月21日。
  既に梅雨入りした地方は、沖縄が平年より11日早い4月28日、鹿児島県・奄美は12日早い同29日だったが、九州南部は4日遅い6月4日と、梅雨前線の北上は減速気味となっている。