立春の気配、ちょっぴり 観測史上最低気温も

  4日は「立春」。大雪と厳寒が続いた日本列島は、気象庁の全観測点の9割超で氷点下を記録した前日よりは気温の上がった所も多かったが、2地点で観測史上最低となるなど依然、厳しい寒さの朝を迎えた。
 同庁によると、来週前半にかけ寒さはいったん緩むが、8日から寒気が入り再び冬型が強まる見通し。北、東日本を中心に今月中旬にかけて厳しい寒さとなり、日本海側の積雪はさらに増えると予想している。
 4日朝、国内で最も冷え込んだのは、北海道陸別町の氷点下28.0度。青森県六ケ所村の氷点下12.6度と、滋賀県米原市の同12.2度は観測史上最低だった。