積雪、都市部で平年の2~5倍も 来週後半にまた寒気か

 日本列島は9日も各地で大雪となり、日本海側は都市部でも平年の2~5倍の積雪を記録した所もあった。気象庁によると、冬型の気圧配置は10日にかけて次第に緩むが、北日本の日本海側や北陸は局地的に降雪の強まる所がある見込み。
 来週前半に寒さが緩んだ後、後半にはまた冬型が強まる予想となっている。雪が一時的に緩んで、雪崩や落雪が発生しやすくなる恐れがある。
 総務省消防庁の9日午後6時現在のまとめでは、昨年11月以降の雪による死者は全国で83人に達した。
 9日午後3時現在の積雪は、北海道岩見沢市で平年の1.98倍の186センチ、鳥取市50センチ(同5.00倍)など。