網走で流氷「接岸初日」 史上3番目の遅さ

北海道の網走地方気象台は17日、オホーツク海の流氷が接岸して船舶が航行できなくなる「接岸初日」を網走市で観測したと発表した。平年より15日、昨年より19日遅く、1959年の統計開始以来3番目の遅さ。
  同気象台は1月17日に流氷を陸上から肉眼で見ることができる「流氷初日」を観測したが、北からの強い風が吹かなかったため、南下が遅れたという。
 網走市では流氷を砕きながら進む観光船「おーろら」が運航中で、ようやく本格的な流氷の観光シーズンが到来した。