低気圧で大雪、強風も 雪の死者、全国で50人超

  気象庁は31日、寒気と冬型の気圧配置により、日本海側を中心に今週後半にかけて大雪の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。特に2月1日から2日にかけて発達した低気圧も加わり、北陸では24時間で最大100センチの降雪が見込まれるほか、北、東日本を中心に強風の恐れがある。
 総務省消防庁の31日午後5時現在のまとめでは、雪下ろし中の転落などによる死者は全国で51人に達した。
 気象庁によると、北日本の上空に氷点下42度以下の寒気が流れ込んでいる。2月1日は低気圧が発達しながら日本海を進み、そこから延びる前線が日本列島を通過。東北の太平洋側を含め降雪が強まる見込み。