九州、四国で激しい雨 気象庁が警戒呼び掛け

 活発な梅雨前線の影響で九州北部と四国で26日、局地的に1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降った。高知県本山町では1時間に62.5ミリの雨を観測。同県須崎市では同52.5ミリと、6月としてはこの地点の観測史上最多の雨量を記録した。  西日本では27日にかけて局地的に雷を伴った大雨になる見込みで、気象庁は土砂災害や河川の増水への警戒を呼び掛けている。  気象庁によると、東シナ海から北陸地方に延びる前線の活動が活発になっている影響で、九州、四国で27日にかけて1時間に40~70ミリの非常に激しい雷雨となる見込み。前線は東北地方まで延びる見通し。  27日午後6時までの24時間の予想雨量はいずれも多い所で、九州北部200ミリ、九州南部・四国150ミリ、東海・甲信120ミリ、北陸100ミリ。