九州と山口が梅雨入り 平年より7~14日遅れ

 気象庁は12日、九州南部と、山口県を含む北部が梅雨入りしたとみられると発表した。南部は平年より14日、北部は7日遅い。九州南部は1951年の統計開始以降、5位タイの遅さ。  今年は、沖縄と奄美が平年より2~4日早く5月6日に梅雨入りしたが、日本列島上空で偏西風が南に蛇行し、北から冷たい空気が流れ込んでいたため、梅雨前線が北上できずに日本の南海上に停滞。九州以北の入梅が遅れていた。  同庁によると、梅雨入りした九州は低気圧などの影響で曇りや雨となっている。この先1週間もぐずつく日が多くなるという。  梅雨明けは平年だと、九州南部7月13日、九州北部7月18日。