東海各地で大雨 郡上で1時間55ミリ

 23日未明から早朝にかけて、東海地方の各地で激しい雨が降った。  岐阜県郡上市では午前0時からの11時間で計103ミリを観測。特に午前4時までの1時間は55ミリの大雨だった。岐阜市は同8時50分、同市南部を流れる境川が氾濫注意水位を越えたため避難準備情報を出し、850世帯に避難準備を呼び掛けた。2時間後に解除された。  名古屋地方気象台によると、本州南岸に停滞している梅雨前線の上を気圧の谷が通過した影響とみられる。  同日午前の1時間当たりの最大雨量は、岐阜市と同県美濃市が43.5ミリ。愛知県は一宮市32.5ミリ、名古屋市22.5ミリ。三重県は尾鷲市28ミリ。