関東甲信と東北南部が梅雨入り 平年より4~6日遅く

 気象庁は14日、関東甲信と東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した。関東甲信は平年より6日、東北南部は4日それぞれ遅い。  日本列島は東北北部を除き梅雨入りしたことになり、長雨の季節が本格化。梅雨明けは平年だと、関東甲信が7月20日、東北南部は同23日。  気象庁によると、東京都心(大手町)は13日深夜から雨が降り始めるなど、関東甲信と東北南部は梅雨前線などの影響でほぼ全域で曇りや雨となっている。この先1週間も一時的に晴れ間の広がる日もあるが、ぐずつく日が多くなるという。  今年は日本列島上空で偏西風が南に蛇行し、北から冷気が流入したため、梅雨前線が北上できずに日本の南海上に停滞。5月6日に入梅した沖縄と奄美を除き、平年より遅れ気味だった。