四国から北陸が梅雨入り 平年より3~9日遅く

 気象庁は13日、四国、中国、近畿、東海、北陸の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より3~9日遅く、四国は1951年に同庁が統計を取り始めて以降3位タイの遅さ。  今年は沖縄と奄美が平年より2~4日早く5月6日に梅雨入りしたが、日本列島上空で偏西風が南に蛇行し、北から冷たい空気が流れ込んでいたため、梅雨前線が北上できず九州以北は平年より遅れ気味。6月12日に九州(山口県を含む)が平年より7~14日遅く入梅した。  同庁によると、梅雨入り地域は梅雨前線などの影響で、ほぼ全域で曇りや雨となっている。この先1週間もぐずついた日が多くなるという。  梅雨明けは平年だと、四国は7月17日、中国は同20日、近畿は同19日、東海は同20日、北陸は同22日。