猛暑一転、広い範囲で大荒れに 落雷、突風でけが人

日本列島は6日、広い範囲で大気の状態が不安定となった。記録的大雨となった所や、「竜巻注意情報」が出た地域があった。南からの暖かく湿った空気の流入や、寒気を伴う上空の気圧の谷が影響した。
  気象庁によると、気圧の谷は東に抜ける見通しで、7日は晴れてまた猛暑となる所が多くなりそうだ。
  千葉県市原市山倉の山倉ダム近くで午後1時すぎ、草刈り作業をしていた作業員4人が落雷でけが。男性1人が重傷、男女3人が軽傷という。
  愛知県春日井市の工場2カ所で大型クレーンが相次いで転倒し、車2台と住宅3軒を損壊。突風によるとみられる。新潟市で最大瞬間風速35・8メートルを記録。