北海道で記録的雨量 猛暑にも警戒を

  前線を伴う低気圧の影響で16日、北日本(北海道、東北)は大気の状態が不安定となり、北海道せたな町で1時間に51・5ミリ、蘭越町では、この地点の観測史上最多となる同44・5ミリの激しい雨を観測した。気象庁は、北日本では16日夕にかけて引き続き大雨に警戒するよう呼び掛けた。
  一方、南からの暖かい空気の流入や日射で気温が上昇。正午までに兵庫県豊岡市で35・8度、福島市と群馬県館林市、東京都・練馬で35・7度など、午前中から35度以上の猛暑日の地点が相次いだ。気象庁は東北から九州にかけての地域に「高温注意情報」を発表し、熱中症に警戒を呼び掛けた。