台風11号、沖縄へ 暴風、大しけに警戒

台風11号は4日、日本の南海上を発達しながら西寄りに進んだ。5日に風速25メートル以上の暴風域を伴って沖縄や奄美に接近、海上は大しけとなる見込みで、気象庁は警戒を呼び掛けた。
  台風は5日午前0時現在、沖縄県・南大東島の北西約80キロの海上を時速約30キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
  沖縄と奄美では5日に最大瞬間風速30~35メートル、最大風速20~25メートル、沖縄から九州南部にかけて波の高さ6~7メートルの大しけが予想される。