各地で落雷2人死亡2人重体 近畿や長野、重軽傷も9人

  西日本から関東の広い範囲で18日午後、大気の状態が不安定になり落雷被害が相次いだ。大阪市東住吉区の長居公園では女性1人が死亡、女性1人が意識不明の重体、男女計8人が軽傷を負った。長野県の北アルプス・槍ケ岳(3180メートル)でも男性1人が死亡、1人が重傷、大津市で少年1人が意識不明の重体となった。
  長居公園では、野外ライブが予定され、多くの人が集まっていた。午後2時15分ごろと午後3時5分ごろの2回落雷があり、大阪府警などによると、10人が搬送され、女性2人が心肺停止となり、その後うち1人が死亡。もう1人も意識不明の重体となったほか、男女8人が軽傷を負った。