宮城で震度5強、4人けが 大震災の余震

30日午前4時5分ごろ、宮城県の南三陸町や仙台市宮城野区で震度5強の地震があった。同17分ごろには茨城や栃木、群馬、埼玉の4県で震度3の地震があった。気象庁によると、いずれも昨年3月の東日本大震災の余震とみられる。
  宮城県などによると、登米市の女性(71)が自宅の階段から転倒し膝を骨折するなど計4人がけがをした。仙台市の大型家電量販店では、入り口ドアのガラス数枚が割れた。
  気象庁によると、震度5強の地震の震源地は宮城県沖で震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・6と推定される。1週間程度は震度4前後の余震に注意が必要としている。