大気不安定、落雷で死者も 台風21号にも警戒を

   17日の日本列島は、前線に湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、太平洋側を中心に大雨となった。愛媛県愛南町では、沖合の船で作業していた男性(24)が落雷に遭い死亡した。
  気象庁は、不安定な状態は18日未明にかけ続くとみており、竜巻などの突風への警戒も必要としている。
  一方、沖縄近海を北上する大型の台風21号の影響で沖縄・奄美は大荒れの予想。今後、東寄りに進路を変えながら日本の南海上を進む見込みで、今後の進路に注意が必要だ。
  17日、宮崎県日向市で1時間に78・0ミリの非常に激しい雨を観測。同市の降り始めからの雨量は300ミリを超えた。