北海道・旭岳で初冠雪 2番目に遅い記録

旭川地方気象台は14日、北海道最高峰の大雪山系旭岳(2291メートル)で初冠雪を観測したと発表した。昨年より22日、平年より19日それぞれ遅い。1888年の観測開始以来、2番目に遅い記録になった。
  上空に10月下旬並みの寒気が入ったため、頂上から7合目付近まで雪が降った。「旭岳ロープウェイ」によると、旭岳の5合目は午前9時半、気温3度と冷え込んだ。
  登山口の旭岳ビジターセンターからは雪に覆われた頂上がくっきり見えた。5合目付近は紅葉が見ごろを迎えており、白い雪との“競演”に、観光客らでにぎわった。