台風19号、関東の東海上へ 急に強まる風警戒

台風19号は3日、小笠原諸島近海を発達しながら北上した。4日にかけて関東の東海上から三陸沖を加速しながら進む見込み。動きが速く、進路に当たる場所では急に風が強まるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。4日夜には日本の東で温帯低気圧に変わるが、さらに発達する予想だ。
  気象庁によると、4日は伊豆諸島と関東、東北の太平洋側の海上で大しけになるという。茨城、千葉両県の沿岸も高潮に注意が必要。
  台風は3日午後4時現在、小笠原諸島・父島の南南西約90キロを時速約35キロで北進。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。