9月残暑、史上最高 53地点で気温歴代1位

気象庁は1日、日本の9月の平均気温が1898年の統計開始以降、最高だったと発表した。長期的な気温変動を調べるため、都市化の影響が少なく過去のデータが残る17地点の観測データを解析した結果、今年9月の平均気温は平年を1・92度上回り、9月の残暑は史上最高となった。これまでの最高は、平年より1・80度高かった1999年。
  地点別の平均気温も、全国の気象台や測候所など154地点のうち、札幌市22・4度や仙台市23・9度、東京都心26・2度など、北・東日本を中心に53地点で観測史上最高(過去タイ含む)。北海道旭川市は平年を4・6度も上回る20・5度だった。