世界も9月は高温だった、気象庁 過去122年で最高

  気象庁は15日、9月の世界の平均気温(速報値、海面水温含む)が、平年(1981~2010年の平均)を0・24度上回り、統計を開始した1891年以降の122年間で最高だったと発表した。これまでの最高は平年を0・22度上回った2009年の9月。
  日本の9月の平均気温も平年より1・92度高く統計史上1位の高温だったことが判明している。日本だけでなく欧州東部や南米南部の気温、太平洋熱帯域の海面水温が高かったことが影響した。
  気象庁によると、高温だった地域は高気圧に覆われたり、暖かい空気が流入したりした。