年末年始は強風、大雪 気象庁、警戒呼び掛け

 気象庁は30日、大みそかから元日にかけて冬型の気圧配置が強まり、北日本や西日本を中心に、強風や大雪になる所があるとして、警戒を呼び掛けた。広島、島根両県では30日夜までの24時間降雪量が30~50センチに達した所がある。京都市や東京都心などで初雪を観測。京都は平年より16日遅いが、東京は3日早い。気象庁によると、日本海の上空約5千メートルに氷点下36度以下の寒気を伴った発達中の低気圧があり、31日から1月1日にかけて冬型の気圧配置が強まる見込み。
 このため、31日には北日本と西日本を中心に、雪を伴った非常に強い風が吹き、海上は波の高さが6メートルを超える大しけとなるほか、東日本と西日本の日本海側を中心に大雪となる恐れがあるとしている。