冬将軍の迫力、今ひとつ 「大雪」でも暖かく

 7日は寒さが厳しさを増し、雪が多くなる時期とされる二十四節気の「大雪」。日本列島は気圧の谷や前線の影響で全国的にぐずつき、札幌でみぞれなど北海道の一部で雪が降ったが、寒気の勢いは弱く、各地でこの時期としては暖かい朝を迎えた。  気象庁によると、前線に向かって南から暖かい空気が流れ込んだ。  朝の最低気温は、最も冷え込んだのが北海道稚内市で、平年より1.9度高い氷点下4.2度。北海道東部は、平年より12度近く高い地点がみられた。札幌0.5度、仙台6.5度、東京都心10.2度、名古屋8.6度、大阪11.2度、福岡11.1度など、平年より3~5度程度高く、11月上~中旬並みだった。