30日から荒れ模様の天気に 日本海側は大雪の恐れ

 気象庁は27日、低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で30日から全国的に気温が下がり、北日本と東、西日本の日本海側では来年1月2日ごろにかけて風も強まり、大雪になる恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。  27日、北日本の大雪はいったん峠を越えたが、山形県と秋田県では同日午後までの24時間降雪量が50センチを越えた所もあった。  同庁によると、30日ごろに日本海に発生する低気圧が東進し、東北付近を通って三陸沖に抜ける見込み。低気圧の通過後は北から寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる。  海や山は大荒れの天気となり、山岳部や積雪の多い傾斜地では雪崩の危険がある。大気の状態が不安定となるため、落雷にも注意が必要という。