「冬将軍」本気モード 記録的寒さ、九州初雪

 16日の日本列島は冬型の気圧配置と強い寒気の影響で厳しい寒さに。気象庁によると、北海道北見市では16日朝の最低気温が氷点下21.7度と、この地点の12月としては観測史上最低を記録した。  水戸市、広島市、山口県下関市、福岡市、佐賀市、長崎市、大分市で初雪を観測。下関と福岡は平年より3~5日遅かったが、水戸は13日、佐賀、長崎、大分は1~6日早い。  16日朝、国内で最も冷え込んだのは、北海道陸別町の氷点下23.7度。仙台市氷点下2.0度、長野市同2.3度、新潟市0.0度と、各地で今季最低を記録した。  気象庁によると、今回の寒気のピークは17日午前中にかけて。北日本は17日午後に新たな寒気が入ってくる見込みで、厳しい寒さが続きそうだ。