2010年、地球は暑かった 世界2位、日本4位タイ

 気象庁は21日、日本と世界の2010年の天候まとめを発表。年平均気温(11月までの速報値)は世界が平年より0.36度高く1891年の統計開始以降2位、日本は0.85度上回り1898年以降で4位タイの高温だった。世界は海面水温も含んでおり、陸域だけだとプラス0.68度で史上最高。  同庁は原因として、地球温暖化に加え、昨年夏から今年春まで続いた「エルニーニョ現象」で、北半球中緯度帯が温暖な空気に覆われたことなどを挙げている。  年ごとのばらつきをならすと、世界の年平均気温は過去100年で0.68度、日本は1.15度のペースで上昇しているという。世界の統計史上最高記録は、1998年のプラス0.37度。